関数の概要
fs.appendFileは、Node.jsのファイルシステムモジュール(fs)に含まれる関数の一つです。この関数は、指定されたファイルにデータを非同期で追記するために使用されます。既存のファイルに新しいデータを追加する際に便利です。
パラメータの説明
引数 | 型 | 用途 |
---|---|---|
file | string | データを追記するファイルのパス |
data | string or Buffer | 追記するデータ |
options | Object | 追加のオプション(例:エンコード方式など) |
戻り値
fs.appendFileの戻り値はありません。ファイルへのデータの追記は非同期的に行われます。
使用例
const fs = require('fs');
fs.appendFile('example.txt', 'Hello, World!', (err) => {
if (err) throw err;
console.log('Data appended to file!');
});
const fs = require('fs');
fs.appendFile('example.txt', 'Another line of text.', { encoding: 'utf8' }, (err) => {
if (err) throw err;
console.log('Data appended to file with options!');
});
関連する関数
- fs.writeFile: 新しいファイルを作成してデータを書き込む
- fs.readFileSync: ファイルからデータを同期的に読み込む
まとめ
fs.appendFileは、既存のファイルにデータを追記する際に便利な関数です。非同期的に動作するため、処理がブロックされることなく追記が行われます。ただし、大量のデータを追記する場合は注意が必要です。