get_category() 関数の概要
get_category()
関数は、WordPressのデータベースから特定のカテゴリ情報を取得するための関数です。この関数を使用することで、指定したカテゴリIDに基づいてカテゴリオブジェクトを取得できます。取得したカテゴリオブジェクトには、カテゴリ名、スラッグ、説明、親カテゴリID、投稿数などの情報が含まれます。この関数は、特定のカテゴリ情報を表示したり、操作したりする際に便利です。
パラメータの説明
get_category()
関数には、以下のパラメータを設定することができます:
$category
(int|string) – 必須: 取得したいカテゴリのIDまたはスラッグを指定します。$output
(string) – オプション: 取得するデータの形式を指定します。’OBJECT’(デフォルト)、’ARRAY_A’、’ARRAY_N’のいずれかを指定できます。$filter
(string) – オプション: フィルタを指定します。デフォルトは ‘raw’ です。
使用例
以下は、get_category()
関数を使用して特定のカテゴリ情報を取得し、表示する例です:
<?php
$category_id = 123; // 取得したいカテゴリのID
$category = get_category($category_id);
if ($category) {
echo 'カテゴリ名: ' . $category->name . '<br>';
echo 'カテゴリスラッグ: ' . $category->slug . '<br>';
echo 'カテゴリ説明: ' . $category->description . '<br>';
echo '親カテゴリID: ' . $category->parent . '<br>';
echo '投稿数: ' . $category->count . '<br>';
} else {
echo 'カテゴリが見つかりませんでした。';
}
?>
この例では、IDが123のカテゴリ情報を取得し、その詳細を表示しています。
関連する関数
get_categories()
: 既存のカテゴリ一覧を取得するための関数です。wp_create_category()
: 新しいカテゴリを作成するための関数です。wp_insert_category()
: カテゴリを挿入または更新するための関数です。wp_delete_category()
: カテゴリを削除するための関数です。