buf.slice

関数の概要

buf.sliceは、Bufferオブジェクトの一部分を切り出すための関数です。Bufferはバイナリデータを扱うためのNode.jsのクラスで、buf.sliceを使うことで、元のBufferオブジェクトを変更せずに指定した範囲の部分データを取得することができます。

パラメータの説明

パラメータ 用途
start Number 切り出し開始位置のインデックス
end Number 切り出し終了位置のインデックス(省略可能)

戻り値

返り値は新しいBufferオブジェクトで、指定された範囲のデータを持ちます。同期的に処理されます。

使用例

以下にbuf.sliceの使用例を示します。


const buf = Buffer.from('Node.js Buffer Example');

const slicedBuf1 = buf.slice(5, 9);
console.log(slicedBuf1.toString());

const slicedBuf2 = buf.slice(10);
console.log(slicedBuf2.toString());

関連する関数

buf.sliceと関連する関数には、Bufferクラス内で使われるBuffer.fromやBuffer.concatがあります。

まとめ

buf.sliceはBufferオブジェクトの一部を切り出す際に便利な関数です。元のデータを変更せずに特定の範囲のデータを取得できるため、データ処理において重要な役割を果たします。