関数の概要
buf.readUInt16LEとは、Bufferオブジェクトから16ビットの符号なし整数をリトルエンディアンで読み取るNode.jsの関数です。主にバイナリデータを操作する際に使用され、バイト列から16ビットの整数値を取得する際に利用されます。
パラメータの説明
引数 | 型 | 用途 |
---|---|---|
offset | Number | 読み取り開始位置を指定 |
noAssert | Boolean | オプション。trueの場合、範囲外の値を無視して読み取る |
戻り値
返り値は読み取った16ビット符号なし整数値を表すNumber型です。同期処理で値を返します。
使用例
const buf = Buffer.from([0x12, 0x34, 0x56, 0x78]);
const value = buf.readUInt16LE(1);
console.log(value); // 13330
const buf = Buffer.from([0x01, 0x00, 0xFF, 0xFF]);
const value = buf.readUInt16LE(2);
console.log(value); // 65535
関連する関数
同様の機能を持つ関数として、buf.readUInt16BEがあります。こちらはビッグエンディアンで16ビット整数を読み取ります。
まとめ
buf.readUInt16LEはバイナリデータの処理に便利な関数であり、リトルエンディアン形式の16ビット整数を取得する際に使用します。offsetやnoAssertパラメータを適切に設定することで、正確な値を取得できます。