関数の概要
assertとは、Node.jsに組み込まれているアサーション(断定)用の関数であり、プログラム内での条件をチェックする際に使用されます。主にデバッグやテスト目的で利用され、条件が満たされない場合にエラーをスローしてプログラムの正常性を確認します。
パラメータの説明
引数 | 型 | 用途 |
---|---|---|
value | Any | 条件式や値をチェックする値 |
message | String | エラーメッセージの指定(オプション) |
戻り値
assert関数は条件が真であれば何も返さず、条件が偽の場合はAssertionErrorをスローします。同期的に動作します。
使用例
例1: 値が真であることを確認する
const assert = require('assert');
assert(true, '値は真である必要があります');
例2: 配列の長さが0でないことを確認する
const assert = require('assert');
const arr = [1, 2, 3];
assert(arr.length !== 0, '配列は空ではないはずです');
関連する関数
- assert.deepStrictEqual(): 深い厳密等価性をチェック
- assert.strictEqual(): 厳密等価性をチェック
まとめ
assert関数はプログラム内の条件式や値をチェックし、エラーをスローしてプログラムの正常性を確認するための便利なツールです。使う際には条件の確認やエラーメッセージの適切な指定に注意しましょう。