関数の概要
assert.doesNotRejectは、Node.jsで提供されるアサーションモジュールの関数の一つです。この関数は、非同期処理がエラーをスローしないことを確認するために使用されます。具体的には、Promiseを返す非同期関数を実行し、そのPromiseがエラーをスローしないことを検証します。
パラメータの説明
パラメータ | 型 | 用途 |
---|---|---|
promise | Promise | 非同期処理を行うPromiseオブジェクト |
error | RegExp | Error | Function | エラーの条件を表す正規表現、Errorオブジェクト、またはエラーメッセージをチェックする関数 |
戻り値
assert.doesNotRejectの戻り値はPromiseオブジェクトです。このPromiseは非同期処理を行い、エラーをスローしないことを確認します。
使用例
以下に、assert.doesNotRejectの使用例を示します。
const assert = require('assert');
// Example 1
assert.doesNotReject(async () => {
await someAsyncFunction();
});
// Example 2
assert.doesNotReject(async () => {
await someAsyncFunction();
}, new Error('This should not throw an error'));
関連する関数
assert.doesNotThrow、assert.rejects
まとめ
assert.doesNotRejectは非同期処理がエラーをスローしないことを確認する際に使用されます。エラーがスローされた場合、テストは失敗します。引数にはPromiseとエラー条件が必要です。