関数の概要
assert.doesNotThrowは、Node.jsのアサーションモジュールの一部であり、指定された関数が例外をスローしないことを検証するために使用されます。この関数は、テストコードやエラーハンドリングなどで、特定の関数がエラーを発生させないことを確認する際に有用です。
パラメータの説明
パラメータ | 型 | 用途 |
---|---|---|
fn | Function | 例外がスローされないことを確認したい関数 |
error | Error | RegExp | Function | スローされてはいけない例外の型またはメッセージを指定 |
戻り値
assert.doesNotThrowは、例外がスローされない場合は何も返さず、例外がスローされた場合はAssertionErrorをスローします。同期的に動作します。
使用例
例1:
const assert = require('assert');
function divide(a, b) {
if (b === 0) {
throw new Error('Division by zero');
}
return a / b;
}
assert.doesNotThrow(() => {
divide(10, 2);
});
例2:
const assert = require('assert');
function squareRoot(num) {
if (num {
squareRoot(16);
});
関連する関数
- assert.throws: 例外がスローされることを検証するための関数
- assert.ok: 条件式がtrueであることを検証する関数
まとめ
assert.doesNotThrowは、特定の関数が例外をスローしないことを確認する際に使用されます。テストコードやエラーハンドリングなどで役立ちます。引数に指定した関数が例外をスローしないことを確認するために活用しましょう。