os.cpus

関数の概要

os.cpusは、Node.jsのモジュールであるosに含まれる関数の一つです。この関数は、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)情報を取得するために使用されます。具体的には、各CPUコアのモデル、スピード、アーキテクチャ、およびその他の情報を取得することができます。

パラメータの説明

引数 用途
なし なし os.cpus関数は引数を受け取らず、コンピュータのCPU情報を直接取得します。

戻り値

os.cpus関数の返り値は、CPU情報を含むオブジェクトの配列です。各オブジェクトは1つのCPUコアに対応し、モデルやスピードなどの情報を持っています。この関数は同期的に実行され、即座に結果を返します。

使用例

以下に、os.cpus関数の使用例を示します。


const os = require('os');
const cpus = os.cpus();
console.log(cpus);

上記のコードは、コンピュータの全CPUコアの情報を取得し、コンソールに出力します。

関連する関数

  • os.totalmem: システムの総メモリ量を取得する関数
  • os.freemem: 空きメモリ量を取得する関数

まとめ

os.cpus関数は、コンピュータのCPU情報を取得するための便利な関数です。複数のCPUコアの情報を一括で取得できるため、マルチコアプロセッサの利用状況を把握するのに役立ちます。ただし、大規模なシステムで使用する場合は、情報の過負荷に注意する必要があります。