floor

関数の概要

PHPの floor 関数は、小数点以下の数字を切り捨てて、指定した数値の「最大の整数」へと変換します。つまり、小数点以下を無条件に切り捨てて最も近い小さい整数を返します。例えば、3.9は3に、-3.1は-4になります。小数点以下を切り捨てたい場合によく使われる便利な関数です。

パラメータの説明

  • float $value – 小数点以下を切り捨てたい数値を指定します。整数や浮動小数点数で渡すことができます。

戻り値

引数で渡した数値の小数点以下を切り捨てた結果の整数値(float型)を返します。返される値は浮動小数点数ですが、小数点以下は必ず0となっています。

使用例

基本的な使い方

$value = 3.7;
$result = floor($value);
echo $result; // 3

3.7を小数点以下切り捨て、3が出力されます。

負の数の切り捨て

$value = -3.1;
$result = floor($value);
echo $result; // -4

負の数の場合、floorは「より小さい方の整数」を返すため、-3.1は-4になります。

整数を渡した場合

$value = 5;
$result = floor($value);
echo $result; // 5

整数の場合はそのまま返ります。

関連する関数

  • ceil() – 小数点以下を切り上げて整数にする
  • round() – 四捨五入して整数にする
  • intval() – 小数点以下を切り捨てた整数を返す(キャストに近い)

まとめ

floor 関数は小数点以下を確実に切り捨てて最も近い「小さい整数」を返すので、小数値から整数部分だけを抽出したいときに非常に便利です。特に負の値の扱いで他の関数とは挙動が違うため、用途に応じて使い分けを覚えておくと役立ちます。