round

関数の概要

PHPのround関数は、数値を四捨五入するための関数です。小数点以下を指定した桁数に丸めることができ、金額の処理や統計データの整形など、数値を扱う様々な場面で利用されます。

パラメータの説明

  • float $val:四捨五入したい数値を指定します。
  • int $precision = 0:小数点以下の丸める桁数を指定します。省略した場合は0(整数に四捨五入)になります。
  • int $mode = PHP_ROUND_HALF_UP:(省略可能)四捨五入の方法を指定する定数です。主なモードは以下の通りです。
    • PHP_ROUND_HALF_UP:5以上を切り上げ(一般的な四捨五入)
    • PHP_ROUND_HALF_DOWN:5の場合は切り捨て
    • PHP_ROUND_HALF_EVEN:5の場合、最も近い偶数に丸める
    • PHP_ROUND_HALF_ODD:5の場合、最も近い奇数に丸める

戻り値

四捨五入された結果の数値を返します。$precisionが0の場合は整数型の値が返りますが、小数点以下の桁数を指定すると浮動小数点数として返されます。

使用例

基本的な使い方

<?php
echo round(3.6); // 出力: 4
echo round(3.4); // 出力: 3
?>

小数点以下を指定しなければ、通常の四捨五入で整数に丸められます。

小数点以下の桁数を指定する

<?php
echo round(3.14159, 2); // 出力: 3.14
echo round(3.145, 2);   // 出力: 3.15
?>

第二引数で小数点以下の桁数を指定すると、その桁数に四捨五入します。

異なる丸めモードの利用

<?php
echo round(2.5, 0, PHP_ROUND_HALF_UP);   // 出力: 3
echo round(2.5, 0, PHP_ROUND_HALF_DOWN); // 出力: 2
echo round(2.5, 0, PHP_ROUND_HALF_EVEN); // 出力: 2
echo round(3.5, 0, PHP_ROUND_HALF_EVEN); // 出力: 4
?>

第三引数にモードを指定し、5が出た時の丸め方を変えられます。用途に応じて使い分けましょう。

関連する関数

  • ceil():常に切り上げをする関数
  • floor():常に切り捨てをする関数
  • number_format():数値の小数点以下の桁数指定とカンマ区切りのフォーマットを行う関数

まとめ

PHPのround関数は簡単に四捨五入を行うことができ、数値の表現を整える場面で非常に便利です。小数点以下の桁数や丸め方を細かく指定できるため、用途に合わせた数値処理が可能です。初歩的ながら実務でも頻繁に使われるため、しっかり理解しておきましょう。