th

HTMLタグ解説記事

thタグの概要

thタグはHTMLの表(table)内で使用され、表のヘッダーセルを定義します。表の列や行の見出しを示す際に利用され、セル内のテキストが太字で表示されます。

表のヘッダーを明確に区別する際に使用されます。

基本の書き方(構文)

<table>
  <tr>
    <th>Header 1</th>
    <th>Header 2</th>
  </tr>
  <tr>
    <td>Data 1</td>
    <td>Data 2</td>
  </tr>
</table>

主な属性とその説明

thタグには主に以下の属性が使用されます:

  • scope: th要素が表内のどの範囲に関連するかを指定します(row、col、rowgroup、colgroup)。
  • abbr: 列の見出しを短縮した略語を定義します。
  • align: テキストの水平方向の配置を指定します(left、center、right)。

使用例

<table>
  <tr>
    <th scope="col">Name</th>
    <th scope="col">Age</th>
  </tr>
  <tr>
    <td>John</td>
    <td>25</td>
  </tr>
</table>
<table>
  <tr>
    <th scope="colgroup">Personal Info</th>
    <th scope="colgroup">Contact Info</th>
  </tr>
  <tr>
    <td>John Doe</td>
    <td>john@example.com</td>
  </tr>
</table>

よくある注意点・間違い

thタグは表のヘッダーを示すために使用されるため、データセル(td)ではなくヘッダーセル(th)に適切に使用するよう注意してください。また、scope属性を正しく指定することで、表の構造を明確に示すことが重要です。