関数の概要
assert.notDeepEqualは、2つの値が異なることを確認するNode.jsのアサーション関数です。主に、2つのオブジェクトや配列が深い階層まで比較され、異なる場合にテストをパスさせるために使用されます。
パラメータの説明
引数 | 型 | 用途 |
---|---|---|
actual | any | 比較対象の実際の値 |
expected | any | 比較対象の期待する値 |
message | string | アサーション失敗時のカスタムメッセージ |
戻り値
戻り値は特になく、アサーションが失敗した場合にはエラーが投げられます。
使用例
例1: 数値の比較
const assert = require('assert');
assert.notDeepEqual(5, 10, '値が異なることを確認');
例2: オブジェクトの比較
const assert = require('assert');
assert.notDeepEqual({a: 1, b: 2}, {a: 1, b: 3}, 'オブジェクトが異なることを確認');
関連する関数
assert.deepEqual: 値が等しいことを確認する関数
assert.strictEqual: 厳密に等しいことを確認する関数
まとめ
assert.notDeepEqualは、2つの値が異なることを確認する際に使用されます。深い階層まで比較し、異なる場合にテストを通過させます。注意点として、引数の順番や型に注意する必要があります。