util.TextDecoder

関数の概要

util.TextDecoderは、Node.jsで文字セットを指定してバイトデータを文字列にデコードするための機能です。主にバイナリデータを扱う際に使用され、UTF-8やUTF-16などのエンコーディングを指定してデコードすることができます。

パラメータの説明

引数 用途
input ArrayBuffer | TypedArray | DataView デコードするバイトデータ
options Object エンコーディングやエラーハンドリングのオプション

戻り値

TextDecoderインスタンスのdecode()メソッドによって、デコードされた文字列が返されます。非同期ではなく、同期的に処理されます。

使用例

以下は、util.TextDecoderを使用したコード例です。


const decoder = new TextDecoder('utf-8');
const buffer = new Uint8Array([72, 101, 108, 108, 111]);
console.log(decoder.decode(buffer));

関連する関数

関連するNode.js関数として、util.TextEncoderがあります。これは逆に文字列をバイトデータにエンコードするための機能です。

まとめ

util.TextDecoderは、バイトデータを文字列にデコードする際に便利な機能です。適切なエンコーディングを指定することで、正しくデコードされた文字列を取得することができます。