関数の概要
setImmediateは、Node.jsで非同期な処理をスケジュールするための関数です。setTimeoutとは異なり、setImmediateは、現在のイベントループの末尾にコールバックを追加するので、他の非同期処理よりも優先されます。
パラメータの説明
パラメータ | 型 | 用途 |
---|---|---|
callback | Function | 実行するコールバック関数 |
戻り値
setImmediateは、返り値としてTimeoutオブジェクトを返します。このオブジェクトは非同期的にコールバック関数を実行するためのものであり、非同期処理です。
使用例
以下は、setImmediateの使用例です。
setImmediate(() => {
console.log('This will be executed immediately');
});
次の例では、setTimeoutとsetImmediateの動作を比較しています。
setTimeout(() => {
console.log('This will be executed after 0ms');
}, 0);
setImmediate(() => {
console.log('This will be executed immediately');
});
関連する関数
setImmediateとよく一緒に使われる関数として、setTimeoutやprocess.nextTickがあります。これらも非同期処理を行うための関数です。
まとめ
setImmediateは、他の非同期処理よりも優先して実行されるため、特定の処理を即座に実行したい場合に便利です。ただし、過度に使用するとイベントループのスケジューリングに影響を与える可能性があるため、注意が必要です。