Buffer.alloc

関数の概要

Buffer.allocとは、Node.jsで提供されている関数の一つです。この関数は、指定したサイズの新しいBufferインスタンスを作成し、ゼロで初期化します。主な目的は、特定のサイズのメモリ領域を確保し、バッファを扱う際に利用されます。

パラメータの説明

引数 用途
size number 作成するBufferのサイズをバイト単位で指定
fill string/number 初期化する値を指定。デフォルトは0
encoding string fillが文字列の場合のエンコーディングを指定。デフォルトは’utf8′

戻り値

Buffer.allocの戻り値は、指定されたサイズで初期化された新しいBufferインスタンスです。同期的に処理されるため、呼び出し元にすぐに返されます。

使用例

以下にBuffer.allocの使用例を示します。


const buf1 = Buffer.alloc(5);
console.log(buf1);

const buf2 = Buffer.alloc(8, 'a');
console.log(buf2);

関連する関数

Buffer.allocUnsafe、Buffer.from、Buffer.concatなどがBuffer.allocと一緒に使われることがあります。

まとめ

Buffer.allocは指定されたサイズのバッファを作成し、初期化するための便利な関数です。適切なサイズと初期化値を指定することで、効率的にバッファの操作を行うことができます。