関数の概要
Buffer.fromは、Node.jsで利用される関数であり、文字列やバイト配列などのデータをBufferオブジェクトに変換するために使用されます。主な目的は、文字列とバイナリデータの相互変換や、データの扱いを効率的に行うことです。
パラメータの説明
引数 | 型 | 用途 |
---|---|---|
input | string, Buffer, TypedArray, DataView | 変換元のデータ |
encoding | string | データのエンコーディング形式 |
戻り値
Bufferオブジェクトを返します。同期的に処理されます。
使用例
以下にBuffer.fromの使用例を示します。
const str = 'Hello, World!';
const buf = Buffer.from(str, 'utf8');
console.log(buf);
const arr = new Uint16Array([1, 2, 3, 4]);
const buf = Buffer.from(arr.buffer);
console.log(buf);
関連する関数
Buffer.alloc, Buffer.concatなど、Bufferオブジェクトを操作する関数と一緒に使用されることが多いです。
まとめ
Buffer.fromは、様々なデータ形式をBufferオブジェクトに変換する際に利用されます。適切なエンコーディング形式を指定することで、正確にデータの変換を行うことができます。データの取り扱いにおいては、適切なエンコーディングの指定に注意する必要があります。