関数の概要
fs.chownは、Node.jsのファイルシステムモジュール(fsモジュール)に含まれる関数の一つです。この関数は、ファイルやディレクトリの所有者(ユーザー)やグループを変更するために使用されます。具体的には、ファイルやディレクトリの所有者のユーザーIDやグループIDを指定して変更することができます。
パラメータの説明
パラメータ | 型 | 用途 |
---|---|---|
path | string | 所有者を変更するファイルやディレクトリのパス |
uid | number | 新しい所有者のユーザーID |
gid | number | 新しい所有者のグループID |
戻り値
fs.chown関数は、エラーが発生しない限り特に戻り値はありません。非同期的に所有者情報が変更されます。
使用例
以下に、fs.chownの使用例を示します。
const fs = require('fs');
// ファイルの所有者を変更
fs.chown('file.txt', 1000, 1000, (err) => {
if (err) throw err;
console.log('ファイルの所有者が変更されました');
});
別の使用例:
const fs = require('fs');
// ディレクトリの所有者を変更
fs.chown('directory', 1001, 1001, (err) => {
if (err) throw err;
console.log('ディレクトリの所有者が変更されました');
});
関連する関数
fs.chownとよく一緒に使われる関数や似た役割を持つ関数として、fs.chmodやfs.statなどがあります。
まとめ
fs.chownは、ファイルやディレクトリの所有者を変更するための関数です。使用する際には、正しいファイルパスや所有者のユーザーID、グループIDを指定することが重要です。