fs.fchmod

関数の概要

fs.fchmodは、Node.jsのファイルシステムモジュール(fs)に含まれる関数の一つです。この関数は、指定されたファイルのパーミッション(権限)を変更するために使用されます。ファイルの読み取り、書き込み、実行などの権限を設定することができます。

パラメータの説明

引数 用途
fd integer 対象のファイルのファイル記述子
mode integer 変更後のパーミッションを表す数値

戻り値

fs.fchmodの戻り値はありません。非同期的にファイルのパーミッションが変更されます。

使用例

ファイルのパーミッションを読み取りのみに変更する例:


const fs = require('fs');

fs.open('file.txt', 'r', (err, fd) => {
  fs.fchmod(fd, 0o400, (err) => {
    if (err) throw err;
    console.log('ファイルのパーミッションを変更しました');
  });
});

ファイルのパーミッションを読み取りと書き込みに変更する例:


const fs = require('fs');

fs.open('file.txt', 'r+', (err, fd) => {
  fs.fchmod(fd, 0o600, (err) => {
    if (err) throw err;
    console.log('ファイルのパーミッションを変更しました');
  });
});

関連する関数

fs.fchmodの関連する関数として、fs.chmodやfs.fchownなどがあります。これらもファイルのパーミッションや所有者を変更するための関数です。

まとめ

fs.fchmodは、ファイルのパーミッションを変更する際に使用されるNode.jsの関数です。適切なパーミッションの設定はセキュリティやファイルの操作に重要な役割を果たします。