fs.unlink

関数の概要

fs.unlinkとは、Node.jsのファイルシステムモジュール(fs)に含まれる関数で、指定したファイルを削除するために使用されます。不要なファイルを削除したり、一時ファイルを作成した後に削除する際などに役立ちます。

パラメータの説明

引数 用途
path string 削除するファイルのパス
callback function 削除が完了した後に実行するコールバック関数

戻り値

fs.unlinkは何も返しません。非同期的にファイルを削除し、削除が完了した際にコールバック関数を呼び出します。

使用例

ファイルの削除:


const fs = require('fs');

fs.unlink('example.txt', (err) => {
  if (err) throw err;
  console.log('ファイルが削除されました');
});

一時ファイルの削除:


const fs = require('fs');

// 一時ファイルの作成
fs.writeFile('temp.txt', 'Temporary content', (err) => {
  if (err) throw err;
  console.log('一時ファイルが作成されました');

  // 一時ファイルの削除
  fs.unlink('temp.txt', (err) => {
    if (err) throw err;
    console.log('一時ファイルが削除されました');
  });
});

関連する関数

  • fs.unlinkSync: 同期的にファイルを削除する関数
  • fs.unlink: ファイルを非同期的に削除する関数(この記事で説明)
  • fs.rm: Node.js 14以降で導入された、ファイルやディレクトリを削除する関数

まとめ

fs.unlinkは指定したファイルを非同期的に削除する際に使用されます。削除したいファイルのパスを指定し、削除が完了した後の処理をコールバック関数で指定します。削除する際には、誤って重要なファイルを削除しないように注意が必要です。