関数の概要
http.getは、Node.jsで提供される関数の一つです。この関数は指定されたURLにHTTP GETリクエストを送信し、そのレスポンスを取得するために使用されます。主に外部のWebサーバーからデータを取得する際に利用されます。
パラメータの説明
引数 | 型 | 用途 |
---|---|---|
url | string | 取得したいデータが存在するURLを指定 |
callback | Function | リクエストが完了した際に呼び出されるコールバック関数を指定 |
戻り値
http.getは非同期関数であり、戻り値はありません。取得したデータはコールバック関数の引数として渡されます。
使用例
例1: URLからデータを取得してコンソールに出力する
http.get('http://example.com', (res) => {
res.on('data', (data) => {
console.log(data.toString());
});
});
例2: URLから取得したデータをファイルに保存する
const fs = require('fs');
const file = fs.createWriteStream('data.txt');
http.get('http://example.com', (res) => {
res.pipe(file);
});
関連する関数
- http.request: HTTPリクエストを送信する関数
- https.get: HTTPSプロトコルを使用してデータを取得する関数
まとめ
http.getは指定されたURLからデータを取得する際に便利な関数ですが、ネットワークエラーなどによりリクエストが失敗する可能性があるため、適切なエラーハンドリングが必要です。