関数の概要
http.ServerResponse.endは、Node.jsのHTTPサーバーからのレスポンスを完了させるための関数です。この関数を使用することで、クライアントに対してデータの送信を終了し、接続を閉じることができます。主に、WebサーバーからHTMLページやデータを送信する際に使用されます。
パラメータの説明
パラメータ | 型 | 用途 |
---|---|---|
data | String or Buffer | クライアントに送信するデータを指定する。 |
encoding | String | dataのエンコーディングを指定する。省略可能。 |
戻り値
http.ServerResponse.endは、なにも返りません。指定されたデータをクライアントに送信し、レスポンスを完了させます。
使用例
例1:HTMLページを送信する
res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/html'});
res.end('Hello World!
');
例2:JSONデータを送信する
res.writeHead(200, {'Content-Type': 'application/json'});
res.end(JSON.stringify({ message: 'Hello World' }));
関連する関数
- http.createServer: 新しいHTTPサーバーを作成する関数。
- http.ServerResponse.write: レスポンスにデータを書き込む関数。
まとめ
http.ServerResponse.endは、HTTPサーバーからのレスポンスを完了させる際に使用される重要な関数です。正しく使用することで、クライアントにデータを送信し、接続を閉じることができます。データのエンコーディングやコンテンツタイプを適切に設定することがポイントです。