関数の概要
PHPのfloor関数は、指定した数値を「小数点以下を切り捨てて」最も近い整数に変換するための関数です。正の数でも負の数でも使うことができ、切り捨ては常に「数値以下の最大の整数」に丸められます。数値操作を行う際に小数点以下を気にせず整数部分だけを扱いたい場合に便利です。
パラメータの説明
- float $num:切り捨てたい対象の数値を指定します。整数でも小数でも問題ありません。
戻り値
引数で渡した数値を切り捨てた整数値(float型)が返されます。小数点以下はすべて削除され、負の数の場合も「元の数値以下の最大の整数」になります。
使用例
基本的な使い方
<?php
echo floor(3.7); // 出力: 3
?>
3.7を切り捨てて3になります。小数点以下を単純に削る操作です。
負の数の切り捨て
<?php
echo floor(-3.7); // 出力: -4
?>
負の数の場合は注意が必要です。-3.7を単純に整数部分だけ取るのではなく、数値以下の最大の整数なので-4になります。
小数点以下が0の場合
<?php
echo floor(5.0); // 出力: 5
?>
小数点以下が0の数値は、そのまま整数として返されます。
関連する関数
- ceil:小数点以下を切り上げて最も近い整数を返す関数
- round:四捨五入する関数
- intval:数値を整数に変換するが、小数点以下はただ切り捨てるだけ
まとめ
floor関数は数値の切り捨てに特化していて、特に負の数の扱いが特徴的です。単純に小数点以下を削るだけでなく、数値以下の最大の整数を返すため、数学的に正確な切り捨てが可能です。PHPで整数に丸めたいときはまずfloor関数を検討すると良いでしょう。
