sort

関数の概要

PHPの sort 関数は、配列の要素を昇順に並び替えるための便利な関数です。数値や文字列の配列を扱う際に使われ、元の配列のキーは振り直されて連番になります。配列を順序付けて処理したい場合に非常に役立ちます。

パラメータの説明

  • array(参照渡し): 並び替え対象の配列を指定します。この配列自体が変更されます。
  • sort_flags(省略可): 並び替えの方法を指定する定数。デフォルトは SORT_REGULAR(標準の比較)。ほかに SORT_NUMERIC(数値比較), SORT_STRING(文字列比較)などがあります。

戻り値

処理が成功した場合は true、失敗した場合は false を返します。なお、配列は参照渡しのため、元の配列が並び替えられます。

使用例

基本的な使い方

$fruits = ["banana", "apple", "orange"];
sort($fruits);
print_r($fruits);

文字列の配列を昇順に並び替えます。この例ではアルファベット順に並び替わり、出力は ["apple", "banana", "orange"] となります。

数値配列の並び替え

$numbers = [5, 2, 9, 1];
sort($numbers, SORT_NUMERIC);
print_r($numbers);

数値の配列を数値として昇順に並び替えています。出力は [1, 2, 5, 9] となります。通常は省略しても数値の並び替えは正しく動作しますが、明示的に SORT_NUMERIC を指定できます。

多種データ混在の並び替え

$mixed = ["100", 20, "3", 5];
sort($mixed, SORT_REGULAR);
print_r($mixed);

この例ではデフォルトの SORT_REGULAR を使って並び替えています。文字列と数値が混在している場合は型を考慮しながら昇順に並び替えられます。

関連する関数

  • rsort – 配列を降順に並び替える関数
  • asort – キーを保持したまま値で昇順に並び替える関数
  • ksort – キーを昇順に並び替える関数
  • usort – ユーザー定義比較関数で並び替える関数

まとめ

sort 関数は、配列を簡単に昇順へと並び替える際に使う基本的かつ重要な関数です。元の配列が直接書き換えられ、シンプルに使用できるため、数値配列や文字列配列の並び替えに最適です。用途に応じて関連関数と組み合わせて使うことで、より柔軟に配列操作が可能となります。