is_singular()

関数の概要

is_singular()は、WordPressで現在表示されているページが個別の投稿、ページ、またはカスタム投稿タイプのいずれかであるかどうかを確認するための条件タグです。この関数は、特定の投稿タイプのページで異なるコンテンツやスタイルを適用する際に役立ちます。is_single()やis_page()よりも広範囲に適用でき、カスタム投稿タイプも含めてチェックできる点が特徴です。

パラメータの説明

is_singular()関数はオプションの引数を受け取ることができます。引数には投稿タイプのスラッグを指定することができます。特定の投稿タイプに対してのみ確認を行う場合に使用します。

• is_singular(): 個別の投稿、固定ページ、またはカスタム投稿タイプであるかどうかを確認します。
• is_singular('post'): 個別の投稿ページ（通常のブログ投稿）であるかどうかを確認します。
• is_singular(array('post', 'page', 'custom_post_type')): 個別の投稿、固定ページ、およびカスタム投稿タイプ（custom_post_type）であるかどうかを確認します。

使用例

以下は、is_singular()関数を使用して特定の投稿タイプでのみ特定のコンテンツを表示する例です。

<?php
if (is_singular('post')) {
    // 個別の投稿ページで表示するコンテンツ
    echo '<p>This is a single post page.</p>';
} elseif (is_singular('page')) {
    // 固定ページで表示するコンテンツ
    echo '<p>This is a single page.</p>';
} elseif (is_singular('custom_post_type')) {
    // カスタム投稿タイプのページで表示するコンテンツ
    echo '<p>This is a single custom post type page.</p>';
} else {
    // その他のページで表示するコンテンツ
    echo '<p>This is another type of singular page.</p>';
}
?>

関連する関数

• is_single(): 現在表示されているページが個別の投稿ページであるかどうかを確認します。
• is_page(): 現在表示されているページが固定ページであるかどうかを確認します。
• is_home(): 現在表示されているページがホームページ（ブログの投稿一覧ページ）であるかどうかを確認します。
• is_front_page(): 現在表示されているページがフロントページ（ホームページ）であるかどうかを確認します。
• is_archive(): 現在表示されているページがアーカイブページであるかどうかを確認します。