関数の概要
the_date()は、WordPressで現在の投稿やページの公開日を表示するための関数です。この関数は、ループ内で使用され、投稿の公開日を動的に表示するのに便利です。デフォルトでは、日付はフォーマット設定に従って表示されます。
パラメータの説明
the_date()関数は4つのオプションパラメータを受け取ります。
$d(string, オプション): 日付のフォーマット。指定しない場合、サイト全体のデフォルトフォーマットが使用されます。$before(string, オプション): 日付の前に表示する文字列。$after(string, オプション): 日付の後に表示する文字列。$echo(bool, オプション): trueの場合、日付を表示します。falseの場合、日付を返します。デフォルトはtrueです。
使用例
以下は、the_date()関数を使用して投稿の公開日を表示する例です。
<?php
// 投稿のループ内で公開日を表示する
if (have_posts()) {
while (have_posts()) {
the_post();
echo '<p>Published on: ';
the_date();
echo '</p>';
}
}
?>カスタムフォーマットとカスタムHTMLを追加する例
<?php
if (have_posts()) {
while (have_posts()) {
the_post();
$date_format = 'F j, Y'; // 例: "January 1, 2024"
echo '<p>Published on: ';
the_date($date_format, '<strong>', '</strong>');
echo '</p>';
}
}
?>カスタマイズ
the_date()関数を使用すると、同じ日の複数の投稿の場合、日付は1回だけ表示されます。そのため、すべての投稿で日付を表示するには、the_time()関数を使用するか、get_the_date()関数を使用することを検討してください。
<?php
if (have_posts()) {
while (have_posts()) {
the_post();
$date_format = 'F j, Y'; // 例: "January 1, 2024"
$date = get_the_date($date_format);
echo '<p>Published on: <strong>' . esc_html($date) . '</strong></p>';
}
}
?>関連する関数
get_the_date(): 現在の投稿やページの公開日を取得します。表示するための追加のカスタマイズが可能です。the_time(): 現在の投稿やページの公開時間を表示します。get_the_time(): 現在の投稿やページの公開時間を取得します。the_modified_date(): 現在の投稿やページの最終更新日を表示します。get_the_modified_date(): 現在の投稿やページの最終更新日を取得します。
